打ち始めました 8月24日ヤクルト―広島
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
なぜかヤクルトは広島に強い。沈み込んでいたチーム全般の調子を取り戻させていただきました。
セリーグ最下位の中日にはこれほど(8勝10敗)苦戦しているのに、広島は大好物(13勝6敗1分け)にしています。
昨年もそうでしたが、上位の阪神・巨人に大苦戦していましたが、Bクラスの広島・中日・DeNAに大きく勝ち越して
ペナントレースを制したわけです。
ヤクルトは昨日の勝利で貯金19の本来なら左団扇のところですが、2位のDeNAが負けません。
ぴったり4ゲーム差で追走しています。
今のDeNAが私が良く言う「わっしょい、わっしょい、のお祭り野球」でチーム全体がアドレナリン出まくっている状態です。
これが残り10試合程度ならそのまま突っ走るということもありえますが、あと36試合も残っています。
しかも9月は連戦続きです。特に先発投手の頭数がDeNAはぎりぎりなので息切れしてくる可能性大です。
ヤクルトが7月初めまで「お祭り野球」で史上最速でマジック点灯させたのに、コロナクラスターで冷や水をかけられ、
それから一挙にチーム状態が落ち込んだのが良い例です。
余程強く分厚い戦力を持っていれば別ですが(V9時代の巨人や先日までのソフトバンク)1年を通じて絶好調なんて
ありえません。
DeNAの佐野も昨日は4タコだったわけで、1打数1安打1打点4四球の村上とは差がついてきました。
(.329 VS .323)
何よりの朗報は村上以外の打者にも当たりが戻りつつあることです。
昨日は山崎が猛打賞。1番塩見・2番山崎・3番宮本・4番村上・5番サンタナ・6番山田ともれなく打点を上げました。
昨日の2回、ノーアウト満塁から山田のセンターフライで村上が本塁憤死からの無得点で、
「ノーアウト満塁は得点できない」というプロ野球あるあるを見ていやーな感じになりましたが、
3回からはまんべんなく得点しました。これでヤクルトの「ホームランでしか得点できない病」も治ったようです。
しかし先日からヤクルトは阪神青柳・広島森下・久里とこのところ無双振りを発揮しているセリーグのスーパー投手を
打ち破っています。打力のヤクルトが戻ってきました。
崩れかけていた先発陣も19日の小川以来5戦続けて一応試合を作っています。
あとはお疲れ気味で今野が抹消中のブルペン陣をどう立て直すか。
昨日は田口・石山・梅野のニュー勝利の方程式が良い仕事をしました。
今日もう1試合広島戦がありますが、目は既に週末のDeNAとの天王山の戦いに向いています。
ここで勝ち越せばヤクルトの優勝はほぼ決まり、1勝2敗でもOKです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
勝利のためにはやむを得ない状況だと思いますが、それでも村上の4回の4球(四球2,敬遠-2)は行き過ぎだと思います。
勝利も大事ですが、記録のために走っていく選手には正面勝負をかけてくれるスポーツマンシップが必要です。
2003年、単一シーズンアジア本塁打新記録(56本)に向かって走っていた三星の李承燁を故意の4球で抜いたロッテジャイアンツはホームファンから激しい抗議を受けました。いくらホームチームの勝利が重要だとしても、記録に向かって走る選手を阻んではいけないというファンの抗議でした。村上選手が正々堂々とした記録を立てるように、他チームの投手が真っ向から勝負してください。
MONTE CRISTO様
コメントありがとうございます。
今から30年昔の話ですが、松井秀喜選手(後に巨人から大リーグで活躍)が高校野球の甲子園全国大会で相手から
5連続四球を食らい、松井選手のチームは敗れました。
当時の松井選手のチームは松井一強でしたから、松井選手が勝負されなくては勝ち目はありません。
このことで相手チームの監督は日本中から大バッシングを受けました。正々堂々と勝負をすべき「清く、美しい」
高校野球を汚した。というわけです。
プロ野球は高校野球とは違い、勝つためには反則以外は何をやってもOK、という暗黙の了解があります。
それにしても自チームがこれをやって勝てば、それなりに気持ち良いのでしょうが、やられる方はかないません。
特に今のヤクルトは昔の松井選手のチームほどではないにせよ、村上選手一本というところがあるだけに残念です。
ヤクルトけんちゃん